ディフェンス
Posted on October 17th, 2009 by Author
ディフェンス (Defense) とは、サッカーやラグビー、ホッケー、ハンドボール、アメリカンフットボールやバスケットボールなどのスポーツ競技において、得点されるのを防ぐ目的でオフェンスの意図を読み、これを邪魔することである。 あるいは、守備側のサイドや守備にあたる選手そのものを指す。
攻守の入れ替わる競技においては、守備の終わりは攻撃の始点となる。すなわちディフェンスの良いチームは攻撃回数もおのずと増えるため、トップレベルの試合ではディフェンス力の高いチームが好成績を収める傾向にある。それほどディフェンスは重要なファクター(要素)であり奥の深いものである。
サッカーやバスケットボールなどにおいてディフェンスは、マンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンス、プレスディフェンスの3種類に大きく分けられる。それぞれの特徴は、以下の通りである。
マンツーマンディフェンス
守備の選手が、それぞれ決められた相手選手をマークしてその攻撃を防ぐディフェンス。
メリット
基本的に守備を行う相手選手を選べる為、攻撃の能力が高い選手に対して守備の能力が高い選手をディフェンスにあてて相手チームのエース(主力選手)を封じ込めることや、身長の高い相手選手に自軍の身長の高い選手をあてる、足の速い相手選手に自軍の足の速い選手をあてるといったことができる。また、守備を行う相手が明確であり、1対1による守備を基本とするため、守備の戦術をそれほど理解していない初心者でも比較的容易に行うことができる。
デメリット
マンツーマンディフェンスでは、攻撃側の選手のポジショニング(位置取り)に守備側の選手の配置が依存しやすく、ディフェンスの選手同士の間隔などのバランスが保ちにくい。それによってディフェンスの選手が抜かれるとほかの選手がフォローし辛い場合がある、ディフェンスの選手が存在しないスペース(空間)を作られ易いといった弱点がある。
バスケットボールのマンツーマンディフェンス
バスケットボールでは守備を行うエリアによって、コート全域で守備を行うときはオールコートマンツーマン、コートの自軍側半分でのみ守備を行うときはハーフコートマンツーマン、その中間であるコートの3/4で守備を行うときは3/4コートマンツーマンなどと呼ばれる。また、1人の選手に対して2人のマークをつけることをダブルチーム、3人のマークをつけることをトリプルチームという。これは相手チームに1人だけ飛びぬけて優れた選手がいるときなどに使われるが、ボールホルダー(ボールを持っている選手)に対してダブルチームをして積極的にボールを奪おうとすることもある。
マンツーマンディフェンス中にデフェンスをする相手を変えることをスイッチと呼ぶ。
サッカーのマンツーマンディフェンス
現在サッカーではマンツーマンディフェンスはあまり一般的ではない。キープレーヤー(重要な選手)に対して1人だけマンツーマンディフェンスを行うことがある程度である。サッカーでマンマークが廃れていった理由は「人に付ききれなくなったこと」であると言われている。スペースへ走りこむ選手へパスを出されるとマンマークでは付いていけなくなってしまうので、パスの出されるところへ先回りする方法によるゾーンディフェンスが有効である。ただし、前線に展開している相手FWのタイプ(身長の高低、フィジカル、スピードなど)に合わせてCBが左右を入れ替えることがある。こうすることで自分がより得意とするタイプの相手に対処することができる。